自慢ではないですが僕はいわゆる、「糞耳」の持ち主です。何をもってして「糞」なのかというところですが、簡単にいうと、高級イヤフォンの良さがまったくわからんのです。原因はいろいろあるかもしれません。物心ついたときに初めて耳にしたのは某有名日本企業の「ドンシャリ」なイヤフォン。低音と高音が強調されてるやつです。それに慣れてしまっていたところに、僕はある悪魔のようなイヤフォンに出会ってしまったのです。
それは、KOSSというメーカーのイヤフォンで、THE PLUGというやつです。SPARK PLUGというのもありますが、違いは豚の毛先ほどもないです。前者より音の抜けがいいとかそういうことらしいですが。
さて、このKOSS THE PLUGというイヤフォン、何がすごいって、2000円くらいの値段のイヤフォンとは思えないほど、「低音が強調されてる」ってことです。「どうせ高音も強調されてるドンシャリな音でしょ?」って言う人いると思いますが、一度電気屋さんで試聴してみてください。これはドンシャリではないのです。「ドンモリ」なのです。このイヤフォンは、「低音のこと以外はどうでもいい。高音部分?音の広がり?何それ食べ物?」と考える人たちが作ったとしか思えないのです。
それくらい低音すごい。そんなイヤフォンを、僕は2年ほど使った結果、今非常に困った状態になっています。世間一般に「高音質な高級イヤフォン」から出る音が、まっっっっっっったく物足りないのです。そして、高音部分がはっきりしすぎるように感じて、耳が痛い。特にボーカルがサ行を歌うときやシンバルの音が非常にキツい。こういうのとかこういうのとかこういうのも試したけど、全然いいと思えない体になってしまったのです。
アル中やヤク中の人たちが入院する施設がアメリカとかにあるそうですが、KOSS中の人が社会復帰を目指す施設も必要ではないのか?と思いますが、そんなのは無理なので、僕は少しずつ更生するべく、KOSSをやめて、コレ買いました。
まあ結局好き嫌いなんだろうけどね。あとは聴く音楽の種類かな。JAZZとかクラシックよく聴く人は、KOSSは絶対やめた方がいいと思う。こもって聞こえるから。低音バリバリの蓄音機みたいな音。そういうのがいい!って人にはおすすめ。